ぇ、もう8日やぞふざけんな?
うーむ。確かに。
年末のぱんだはいつものように「どっか行って」まして、新年2日に京都の自宅に帰り、3日からお仕事だったんですねー。
ほんで翌4日を通院のためにお休みにしてたので、午後から念願の初詣に行ってまいりました。
今年の行き先は、京都府八幡市(やわたし)にある、『石清水八幡宮』というご鎮座1,100年ほどになるお社です。
八幡さんのある男山というお山は、都から見て裏鬼門の方角。鬼門の鎮護のお寺比叡山延暦寺に対して裏鬼門を守る国と都の鎮護のお社として篤い信仰を集めてきました。
また、源氏一門の氏神様としても有名で、源義家はこの石清水八幡宮で元服し、八幡太郎義家と名乗ったそうです。
ぱんだは小さい頃両親に連れられて行ったことがあるらしいのですが、2、3年前のこともまともに覚えてない性質のため、1ミリたりとも覚えておりません。
そんなこんなでまずは京都市内のぱんだ舎を出発して、京阪電車で八幡市駅へ。結構キツいカーブの途中にある駅でした。
ギュィーーーン、と特急もなかなかの角度で通過。 |
電車を降りるとそこには「男山ケーブル」への案内板。
ケーブルカー好きなのでワクワク。 |
レトロ。 |
こんなレトロな施設なのに意外や意外、切符は磁気化されてました。写真撮るの忘れたけど。裏が茶色い普通の電車の切符です。
でも、片道切符を買ったぱんだ、自動改札機に入れた切符はそのまま食べられてしまうのでした。往復切符を買った人は出てきます。帰り道乗るまでなくしちゃダメよ。
京阪色。 |
途中八幡市内を見渡しながら、3分ほどで山上へ。0.4kmという短い区間で、なんとトンネルはあるし橋はあるし、行き違いまであるんです。
長閑ですなぁ。 |
山上駅に着いたら、そこからは冬の午後の暖かな日差しの中をてくてくと。
さぁ行くで。 |
ケーブルを使うと、お社の後ろ側からお山に入るかたちになるのでちょっとしたお散歩になります。
来たで。南総門。 |
何でも、今まで国の重要文化財だった石清水八幡宮の中の10のお社が、この度国宝に指定されることが決まったそうで。「祝・国宝」ののぼりがいっぱいはためいてました。
おめでとうございます。
そらぁ1,100年を越える国家鎮護の重要なお社ですもんね。よかったよかった。
で、この南総門の前に立って奥のお社を見ると、社殿が微妙に西を向いてるんですね。
なんでかって言うと、参拝を終えて帰る時、八幡大神様に対して真正面に背中やらお尻を向けないために、外してあるんですって。すげ。
お社自体をそういう風に作ってあるとは。。。人の方を動かしそうなもんなのに。
みんな斜め向いて出ていきましょうみたいな仕来りを実行してたら面白かった・・・のかな(笑)
そんなこと言ってないで、中へ入りましょう。
ぉ。坂がある・・・? |
でっかい破魔矢。ジャンボ破魔矢なんて風情のない呼び方しちゃイヤン。
正月4日とは言え、今年は三が日が金・土・日で4日はもう平日感アリアリだったんですけど、まだこの人出でした。
そういえば、京都市内から京阪で八幡市に来る途中には、あの伏見稲荷大社があるんですが、電車の中から見ただけでもすごい人でした。あらあら。
そういえば同じ電車に乗ってた関東弁の親子連れさんも、お稲荷さんで降りて行かはりました。
ぱんだにはあんな人混みは無理なので、八幡の八幡さんコースで大正解。
左手前の舞殿では厄除けのお祓いもしてました。 |
最近塗りなおしたのかな~、わりとピカピカ。
どーーーん。厄除けお願いしますーー。 |
普段は奥に入れるっぽいんですけど・・・。できれば今度平日に来よう。
しゅてき。 |
お参りを済ませて、三の鳥居から退出・・・する手前にあるのがこの「一ツ石」。
勝負石だと~! |
その昔、この石をスタート地点として、南総門下にあった五ツ石を終点にした競馬(くらべうま)が行われていたとかで、勝負石とも呼ばれているそうです。そういえばこの近所に淀の競馬場がありますね。何か関係あるのかしら。
お賽銭がいっぱい。 |
泉とか池の中州とかに向かってお賽銭投げる習慣のある日本人。こんな注連縄で囲まれてたらそら投げますわな。
ぱんだもチャリンとしてきましたよ。勝つで。
そして三の鳥居を出て左へ曲がるとこの階段。階段。そして階段。
ひょえ~~~ |
そうです、帰りはケーブルを使わずに、歩いて降りることにしたんですねぇ。
がんばれ。
きれいな~。 |
冬もそろそろ真冬へ突入するので、落ち葉も乾いてカサカサ言ってます。
夕方近くなってちょっと寒いし。
降りても降りても降りても降りても、まだまだ続く階段。
その名も「七曲り」と呼ばれるパキパキと曲がる階段を折り返し、徐々に下って行きます。
まだまだ続くで~、腰と膝にくる。 |
驚くのは、ここを登ってくる人がわりとおられること。
どんだけ元気なんだぃ・・・。でも一の鳥居はこの下にあるから、ホントはそっちが正しいんですよね。
やっと階段を降りきって、二の鳥居をくぐれば・・・平地!やった!!
二の鳥居をくぐって振り返ったところ。 |
でもまだ何かある。
頓宮の南門。元は山上の南総門だった建物を移築したんですって。 |
ここは、年に一度、山上の本殿からお御霊を遷して行われる勅祭石清水祭で重要な儀式が執り行われる社殿だそうです。シックな色合いだけど、やたらと重厚な建物。
普段はとても静か。 |
頓宮に入る門の扉。菊のご紋~。 |
ここを出るとやっと一の鳥居。この一の鳥居に掛かる「八幡宮」と書かれた額は、藤原行成の書を、寛永年間に松花堂昭乗(松花堂弁当と関係あるらしい)という人が書写したものだそうです。
八の字が、二羽の向き合った鳩が顔だけ外向いてるという独特のカタチになってるんですよ。
さすがは八幡宮。
写真撮って来なかったんですけどね。アハン。
一の鳥居を出たらそこには、名物走井餅のお店が。
中でお茶とお餅で一服できる。癒しスポット。 |
諸々の都合で今回は買わずでしたが、この走井餅が美味しいんですわ。
羽二重餅で漉し餡を包んだシンプルなお菓子なんですが、とても美味しい。
今度来た時は必ず買う。買うんや。
母上が山上で小腹が空いたとか言い出して、そこで売ってたよもぎ餅を食べたために走井餅を我慢する羽目になったとかは内緒です。
ってなワケで、今回のお参りは、反省点が多々ありまして。
本殿の奥に、貴船社やら色々お社があったんですね。他にも色々見たいところがあった。鬼門封じの石垣とか。
出発が午後になってしまったために全部廻れなかったので、次回がんばりたい所存です。
大好きスポット・伏見のお稲荷さんの少し南東に、こんな奥深いお社があったとは。
ぃゃ、知ってたけど行く機会なかったし・・・。
そうだ、御守だけ買いました。
ありがたや。 |
厄除開運祈願。よろしくお願いします。 |
ってなワケで、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
はぁいっぱい書いた。。。
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